バーゼル規制の概要

アウトプットフロアとは何か――IRBのRWAにSAの72.5%を下限として課す資本フロアの仕組み

アウトプットフロア(資本フロア)の仕組みを解説。内部モデルによるRWAに標準的手法ベースの72.5%を下限として課す計算構造、BCBS国際基準の段階適用スケジュール(2022年50%→2027年72.5%)、日本・EU・米国における実施状況、IRB採用行への実務インパクトまで説明します。
CVAリスク

SA-CVA(標準的アプローチ)――CVAリスク感応度ベースの計算手法

SA-CVA(標準的アプローチ)の計算構造を解説。デルタ・ベガの感応度、6つのリスククラス、バケット内ρ・バケット間γによる集約、リスククラス間の単純和、BA-CVA・FRTB-SBMとの違いまで実務レベルで説明します。
CVAリスク

BA-CVA(基礎的アプローチ)――CVAリスク資本賦課の計算手法

BA-CVA(基礎的アプローチ)の計算構造を解説。限定的なBA-CVAと完全なBA-CVAの違い、相関係数ρ=0.5による集約、セクター別RW、CVA特有のマチュリティ(5年上限なし)、日本固有の簡便法(想定元本10兆円以下・デリバRWA×12%)まで実務レベルで説明します。
市場リスク

FRTBにおける標準的手法(SA)――感応度ベース計算と3つの構成要素

FRTBの標準的手法(SA)の計算構造を解説。SBM(感応度ベース手法)・DRC(デフォルトリスク資本)・RRAO(残余リスクアドオン)の3要素、7リスククラス、デルタ・ベガ・カーバチャの感応度、相関の3シナリオ計算まで実務レベルで説明します。
信用リスク

IRBの信用リスクRW計算式――PD・LGD・Mから求める仕組み

IRBの信用リスクRW計算式をPD・LGD・M・相関係数の役割から解説。バーゼルIII最終化の主要変更点と事業法人向けの計算例を含む実務的な内容です。
バーゼル規制の概要

バーゼルIIIとは何か――規制の全体像と3つの柱をわかりやすく解説

バーゼルIIIの全体像を解説。バーゼルI〜IIIの歴史的変遷、3つの柱(最低資本・監督・市場規律)、信用・市場・オペ・CVAの各リスク、バーゼルIII最終化の主要トピック、日本における実施状況までを俯瞰的にまとめます。
信用リスク

SA-CCRによるデリバティブのEAD計算【第3回】

SA-CCR(標準的手法)によるデリバティブEADの計算方法を解説。PFEの5ステップ・監督係数・為替先物のシンプル計算例(想定元本×5.6%)から金利スワップの具体例まで実務レベルで説明します。
信用リスク

信用リスク削減手法(CRM)と包括的手法によるEAD削減【第2回】

包括的手法によるEAD削減の計算方法を解説。ヘアカット・満期ミスマッチ・複数レポのネッティング(告示第104条)・中核的市場参加者の特例まで実務レベルで説明します。
信用リスク

EAD(デフォルト時エクスポージャー)の計算方法――CCFとオフバランス項目の実務【第1回】

EAD(デフォルト時エクスポージャー)のCCFによるオフバランス換算を解説。バーゼルIII最終化後のCCF改定、無条件取り消し可能コミットメントの例外要件、CCF100%と50%の判断基準など実務上の論点を網羅。
バーゼル規制の概要

米国バーゼルIII最終化(Endgame)再提案の全体像――2026年3月公表の改訂版NPRを読む

2026年3月19日、米連邦準備制度理事会(FRB)・通貨監督庁(OCC)・連邦預金保険公社(FDIC)の3機関は、いわゆる「バーゼルIII Endgame」の改訂版提案規則(NPR)を公表しました。2023年7月の初回NPRから約3年間の...